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環境と暮らしにもやさしい?エコカー減税

ガソリン価格が落ち着きを見せ、高速道路ETC料金の値下げに伴い、ゴールデンウィークは例年よりも車で出かける人が増えたことから、今回は、最近自動車CMでも話題のエコカー減税についてです。

まず、車(自家用)にかかる税金には、現在、次の4つがあります。

  1. 自動車取得税(購入時にかかる 取得価格の5%)
  2. 自動車重量税(購入時・車検時 0.5トン当たり年間6,300円)
  3. 自動車税(毎年 排気量ごとに年額を設定)
  4. 軽自動車税(毎年 年額7,200円)

環境にやさしい車への買い替えを促進するため、今年度税制改正において、2.重量税の減税の実施と、1.取得税にもさらなる減税が行われます。対象は次世代自動車と呼ばれる電気自動車やハイブリット車と、国土交通省が認定する「4つ星車」(05年排出ガス基準値より75%以上低減した自動車)などがあげられます。

次世代自動車では、1と2の税について全額が免除。4つ星車では、2010年度の基準より25%以上燃費性能の良い車は75%を免除し、基準を15%、20%上回る車についても50%免除されます。

減税とは別に、先月発表の政府・与党の経済危機対策には、新車登録から13年経過した車を廃車にし、2010年度燃費基準を満たした車を購入した場合、今年に限り、普通車で25万円、軽自動車で12.5万円の補助金が出るというエコカー購入支援策が盛り込まれており、車の買い替えを考えている方にとっては、今後の動向も注目です。(馬場)